Defining 'Thermal shock'
2023-09-19 Products
サーマルショックとは、「急激な温度変化」のことである。
サーマルショックという言葉を難しくしているのは、"急激 "の定義である。
多くの人は、オーブンや冷凍庫に切り替えただけですぐにサーマルショックが起こるとイメージする。しかし、サンプルが巨大であったり、オーブン内の空気の流れが遅かったりすると、サンプルの温度が周囲の温度と安定するまでに時間がかかることがある。
ほとんどの熱衝撃試験は、製品温度の急激な変化に関係する。このような用途では、気流を大きくすることで、サンプルの熱を早く放出させることができる。設定の温度以下に空気を「予冷」することで、製品温度の変化を速める。サンプルをできるだけ早く-40℃にしたい場合は、サンプルを入れる前にチャンバーを-60℃にする必要がある
急激な変化をさせるのは、製品を強制的に破損させるテストには貴重であるが、必ずしもサンプルの通常使用に代表されるのテストではない。集積回路（ICs）は一般的にMil-Std 883 1010.7で試験され、10分以内に最悪のケースの製品を完全に回復させる必要がある。これは、サンプル内部に熱電対センサーを埋め込んでモニターすることを意味する。
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